358

報恩講をお迎えします
 本年も10月31日から11月1日まで常入寺の報恩講をお迎えさせていただきます。コロナコロナというようになって三度目の報恩講をお迎えします。いつも通りホンコハン(報恩講)を勤めたいと思っているのですが、お寺のまわりでも感染したと言うことを聞くものですからやっぱりいつも通りにできません、感染対策を十分に講じながらも「浄土真宗の寺院の年中行事の中で一番大切な仏事」だということを踏まえながら開催させていただきます。皆様方、是非報恩講に一座でもお参りください。よろしくお願いします。
 報恩講というのは、いうまでもなく私たちの宗祖、親鸞聖人の祥月命日を縁として勤められる仏事です。本山である東本願寺では11月21日より28日まで7昼夜、8日間にわたって勤められます。私たちの住む富山では「ほんこさま」「ほんこはん」などといわれる事が多いです。人のような呼び方をするのが面白い表現ですね。それだけ親しまれてきた仏事ということなのでしょう。
 常入寺では10月に入った頃から準備に取りかかり出します。掃除が主な内容です。それも平生からちゃんと掃除をしておればここ場で時間はかからないのでしょうけどね(笑)。とにかく報恩講を迎えるために一生懸命準備をします。それは親鸞聖人のためであり、一人でも多くの方にお参りに来ていただきたいからです。
 どうぞ皆様方、当寺の報恩講に是非お参りに来てください。そして私たちの先祖が大切にして、また私たちに残してくださった南無阿弥陀仏というお念仏を同じ時同じ場にて皆様方と一緒に称えたいと思っています。よろしくお願いいたします。

お道具磨き
10月23日(日)午前9時~11時
報恩講をお迎えするにあたって仏具を皆さんと一緒に磨きます。尼講の方々を中心として行いますが尼講員でない方もよろしければご参加ください。男性の方もご参加ください。
磨き用のタオルを一枚ご持参ください。
感染防止のためマスク着用にてご参加ください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です