10月23日東老田尼講の方々を中心に報恩講に向けての仏具磨きをして頂きました。住職はなかなか報恩講の準備が進んでませんが、仏具を磨いて頂いたおかげでほんの少しスイッチが入りました。
359 報恩講案内号_御文をいただく五帖目第八通⑧
報恩講厳修
十月三十一日午後二時より十一月一日午後三時まで
報恩講ではお念仏の声を共に聞いていきましょう
日 程
10月31日(月) 午後2時より 午後のおつとめ
11月1日(火) 午前9時30分より 午前のおつとめ
午後1時30分より まとめのおつとめ
お説教は各と勤めの後にあります。
お話しくださるのは 松井 勇さん(南砺市)です。
※例年のごとく1日にオトキを用意しています。しかし、感染症拡散予防のためオトキは持ち帰り用の弁当とし、遠方の方以外はご自宅で召し上がっていただきます。(予定)
※お参りの際にはマスク着用にてお参りください。
御文をいただく 其の六十四五帳目第八通⑧
後生って何?
この蓮如上人がお作りになられた御文には「後生」という言葉が度々出てきます。私の読む限り重要なキーワードとして扱われているように思えます。単純に意味を訪ねていけば後の生ということですから、死んだ後のことと言うことでしょう。今、現代においてなかなか死んだ後と問われてもピンとこない人が多いのではないだろうかと感じてます。それは「死んだ後の世界なんてないよ!」「今しかないんだよ。」とお答えになられる方が多いようにお見受けします。それと関係しているようにみうけれれます。
今を大事に生きるということでは大切な考え方だと思います。しかし次の生がないと考えるのも何か愛想んない感じを受けてしまいます。まぁ、本当のことは死んでみないとわからないことでしょうけど…。
少なくても南無阿弥陀仏を称えられてきた私たちの先輩方は後生というものがあり、そして浄土に生まれるためにお念仏を称えてこられた事実をなかなか後生というものを信じ切れない現代を生きる私たちは押さえておかなければならないことでしょう。「非科学的だ」「古くさい」という言葉で片付けることはあまりにももったいないと思いますし、先輩方に失礼なことだと思います。
少しぼやき気味になってしまいましたが、私的に考えると後生というのは死後の世界に限定せずに今より後、未来と考えてもよいと思っています。単純に後生があると思えている方はそのままでよいと思いますが…。このままの価値観で大丈夫か?このままの生き方で大丈夫か?このままで本当に未来はよいのかと問いかけていることばが蓮如上人が言われる「後生」という言葉だと理解されてもよいと思っています。後生という後の世を問いながら同時に今現在の私たちの生き方を問いかけていて、どんな未来を求めるのかと問いかけていることばなのではないでしょうか。
<御願い>
報恩講と御正忌法要を当寺で勤めさせていただきますので、
10月30日~11月1日、11月27日は皆様のお宅への月参りは休止します。
報恩講、御正忌法要のお勤めと併せて本堂にてお勤めさせていただきますでの是非とも報恩講、御正忌法要にお参りください。ご理解いただきますよう御願いいたします。
またどうしてもと言われる方は前もってお寺まで電話ください。日の変更など対応させていただきます。
今月のことば_2022年11月
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報恩講をお迎えします
本年も10月31日から11月1日まで常入寺の報恩講をお迎えさせていただきます。コロナコロナというようになって三度目の報恩講をお迎えします。いつも通りホンコハン(報恩講)を勤めたいと思っているのですが、お寺のまわりでも感染したと言うことを聞くものですからやっぱりいつも通りにできません、感染対策を十分に講じながらも「浄土真宗の寺院の年中行事の中で一番大切な仏事」だということを踏まえながら開催させていただきます。皆様方、是非報恩講に一座でもお参りください。よろしくお願いします。
報恩講というのは、いうまでもなく私たちの宗祖、親鸞聖人の祥月命日を縁として勤められる仏事です。本山である東本願寺では11月21日より28日まで7昼夜、8日間にわたって勤められます。私たちの住む富山では「ほんこさま」「ほんこはん」などといわれる事が多いです。人のような呼び方をするのが面白い表現ですね。それだけ親しまれてきた仏事ということなのでしょう。
常入寺では10月に入った頃から準備に取りかかり出します。掃除が主な内容です。それも平生からちゃんと掃除をしておればここ場で時間はかからないのでしょうけどね(笑)。とにかく報恩講を迎えるために一生懸命準備をします。それは親鸞聖人のためであり、一人でも多くの方にお参りに来ていただきたいからです。
どうぞ皆様方、当寺の報恩講に是非お参りに来てください。そして私たちの先祖が大切にして、また私たちに残してくださった南無阿弥陀仏というお念仏を同じ時同じ場にて皆様方と一緒に称えたいと思っています。よろしくお願いいたします。
お道具磨き
10月23日(日)午前9時~11時
報恩講をお迎えするにあたって仏具を皆さんと一緒に磨きます。尼講の方々を中心として行いますが尼講員でない方もよろしければご参加ください。男性の方もご参加ください。
磨き用のタオルを一枚ご持参ください。
感染防止のためマスク着用にてご参加ください