278 御文をいただく 其の四一 五帖目第新五通①

 御文をいただく 其の四一 五帖目第新五通①信心という課題
 長い間お寺にお越しいただいて聴聞いただいているお方であったならば「信心」という言葉を何度か聞かれたことがあるのではないでしょうか。それぐらいよく使われる言葉でありますし、また大切な言葉でもあります。信心ということは念仏を称えることによって阿弥陀如来がすくってくだされるということを信じるとだと理解くださっても差し支えないことでとでしょう。このことがなぜお説教でよく言われるかといえば容易なことではないからでしょう。
 南無阿弥陀仏を称えることによって私たちが救われていくと思いながら念仏をとなることはそんなに簡単なことではないのではないでしょうか。皆さんはいかがでしょうか。どちらかといえば称えれば称えるほど疑いの心が湧いてくるものではないでしょうか。そういう疑いの気持ちとどのように向き合っていくべきなのかということが浄土真宗の歴史の中でずっと課題にされてきたことなのでしょう。そのことを訪ねるためにも皆様方もご一緒に念仏の生活をしながらお説教を聞くご縁をいただいていきましょう。

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