236 年頭の挨拶

236.jpg

二〇一四年を迎えました。年が変わったと言うことで私たちはテレビゲームをリセットするかのように過去のことをはらい棄てあたかも新たな人生を迎えた思いで夢を語らいます。ある意味大事なことなのかも知れませんが、大きな間違えであるようにも思えます。一月一日は十二月三十一日の次の日であると言うことも頭のどこかで確認しておかなければならないことだと私は思っているのです。
 私たちは歴史の一員、歴史の一部を担っているという自覚が必要なことだと最近思います。そういう意味で先祖からあずかりそして子孫に渡さなければならないものが沢山有ると思うのです。それぞれの財産というものもそうなのでしょうけど。もっと引きつながなければと意識しないといけないものがあるような気がして私はなりません。そのひとつとして「未来」というものがあると私は感じてます。
 私たちは未来をいただいて今を生きています。しかし未来というものを想像して今生きているでしょうか。最近私も含めてでありますが、自分さえよければいい、今さえよければいいという思いが強い人が多いような気がしてならないのです。自分の人生というものは一度きりなのかも知れませんが、人類の歴史、いのちの歴史は続いていくものではないでしょうか、続けていかないといけないことなのではないでしょうか。このままの状態でいくと人類の歴史、いのちの歴史が途絶えてしまうのではないかと思ってしまうことがあります。どんどん自分のことしか関心を持てなくなり、他のことに対して関心を持てなくなり、このままでは未来も想像できない生き方をしていってしまうような気がしてなりません。 
 人と人との繋がりの中でも自己中心的な生き方は嫌わないといけないと思います。同じように歴史においても、未来についても自己中心的でいてはいけないことなのではないでしょうか。過去から今を訪ね、未来を創造していくことが大切だと思います。その中で一年の目標を立てることはとても大切なことだと思います。