233 2013年報恩講案内  御文をいただく 其の二六帖目第四通⑤ 今の時分

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報恩講厳修
十月三十一日午後二時より 一月一日午後三時まで
10月31日(木) 午後2時より 午後のおつとめ
  午後6時より 親子の集い
11月1日(金) 午前9時30分より 午前のおつとめ
午後1時30分より まとめのお勤め
★長寿者などを対象に自宅からゴボハンへ、ゴボハンから自宅への送迎サービス(無料)を実施いたします。前もって電話をいただければ係のものが迎えにまいります。
是非ご利用ください。
お説教は 現影 顕正(げんえいけんしょう)さん(高岡市)です。
お斎は11月1日あります。
ご近所の方をお誘いの上是非足をお運びください。
御文をいただく 其の二六帖目第四通⑤
今の時分
釈迦如来かくれましまして
  二千餘年になりたまふ
  正像の二時はおはりにき
  如来の遺弟悲泣せよ
(親鸞聖人作)
 仏教では今の時代を末代と押さえます。また末法という言い方もします。末代というのは末法の時代、お釈迦さまが亡くなられ時間が長く経った世の中という意味です。そういう時代はお釈迦様と同じ悟りを開く人もいなくなり、また悟りを開くための修行をする人もいなくなった時代です。
 本来仏教というのは成仏道、仏となる道ですから仏としての悟りを開けないと言うことはとても悲しいことであり、またある意味その末法の時代に生まれたということは悲しまなければいけない時代なのでしょう。仏教の存在意義が問われているのが末法という今の時代ともいえるでしょう。また末法の時代に生まれさせていただいたからこそ、自らが仏となる道以外にも仏の教えに生きる道があるのだということに気づかさせてもらえているともいえます。そういう仏教徒として悲しむべき時代を見据えてお釈迦様は私たちに阿弥陀如来の救いをお示しくださっています。生きている間に仏の悟りを開かなくてもお念仏をいただき阿弥陀如来様のお働きでお浄土という世界に生まれさせていただいて、後に仏の悟りを開かせていただける道として阿弥陀如来様のお救いをお示しくださっておられたのです。
 仏教には大日如来・薬師如来など、数多くの仏様がおられますが、阿弥陀如来様は末法という今の時代を生きる私達のために存在されている仏様です。そういう意味では今の時代、他の仏様にお頼みしても間に合わない時代、叶わない時代といえることなのかも知れません。ただ阿弥陀如来に阿弥陀仏の極楽浄土に生まれさせていただくことを願うしかないのでしょう。別の視点から考えれば末法五濁の世だからこそ阿弥陀如来の尊く大切な願いに気づかせていただくくことができたのかも知れません。