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ハンセン病訴訟勝訴12周年記念シンポジウム
今こそ考えようハンセン病
日 時 2013年9月7日(土)午後3時より午後5時
(開場2時30分)
会 場 明治安田生命ホール富山市宝町1-3-10
参加費 500円
 
内 容  パネルディスカッション
「回復者と共に暮らせる山をめざして」

パネリスト
 神谷誠人かみや・まこと  
瀬戸内ハンセン病国賠訴訟弁護団事務局次長
 原田恵子はらだ・けいこ  
ハンセン病回復者支援センターコーディネーター
 手嶋敬一てしま・けいいち 
ハンセン病関西退所者原告団いちょうの会副会長
青井和成あおい・かずなり 
ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山共同代表・真宗大谷派僧侶
主催:ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山
事務局(問合せ先) 〒930-0083 富山市総曲輪2-7-12 TEL 076-421-6672
FAX 076-424-8246 E-mail info@toyama-hongwanji.or.jp (担当 清水)
趣  意  書
 今年で12回目を迎える「ハンセン病訴訟勝訴記念シンポジウム」は、回復者の方々の尊厳と基本的人権の回復、真の社会復帰をめざして、県内出身者の皆さんとの交流や差別の歴史・実態について学び合うことを目的に、2001年の熊本地裁勝訴判決を契機に毎年開催されてきました。 2004年には、県内各界各個人の協力関係の拡大と、ハンセン病問題の速やかな解決をはかることを目的に、「ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山」が結成され、行政やマスコミのご支援も受けながら、全国の療養所訪問や各種講演会・交流会などに取り組んできました。
 国の隔離政策の誤りを明記し、医療体制の整備や社会復帰の支援、名誉回復の措置を国に義務づけたハンセン病問題基本法が成立して5年が経過しましたが、この間、療養所内での保育園の開設や地域住民の入院施設としての活用など、療養施設を地域の共同施設として利用する取り組みが広がってきました。 しかし、他方で、入所者の一層の高齢化とともに、施設の医療や介護ケアの深刻な劣化が続いています。療養所職員の定数削減は、昨年の「ハンガーストライキも辞さず」という必死な決意で臨んだ交渉の結果、一定の歯止めがかかったものの、現場の職員不足は依然解消されておらず、未だに国家公務員削減計画から療養所を除外するには至っていません。ある入所者は、「平均年齢83歳の入所者の生活に支障が出ている。こんなこと(ハンスト)をやらなくていいのが一番よいが、私たちには時間がない」と窮状を訴えています。
 医療刑務所など歴史的建造物の保存、重監房の再現、骨格標本作製の真相究明などまだ多くの課題が残っており、引き続き皆さんのご支援・ご協力をお願いします。
 さて、今年のシンポジウムでは、”回復者と共にくらせる富山をめざしでと題し、「いちょうの会」(関西ハンセン病療養所退所者の会)の回復者の皆さんや、訴訟弁護団弁護士と大阪府支援センターのコーディネーターの方々を迎えて、パネルディスカッションを企画しました。回復者の方の実体験や地方公共団体の関わ引こついて語っていただきながら、真の社会復帰にむけた課題について学びます。あわせて、名誉回復や生活支援、真相究明などハンセン病問題の現状についても一緒に学びたいと思います。
 “回復者の方が共にくらせるまぢは、”あらゆる人にとって安心してくらせるまち”につながります。富山でできることについて、ご一結に考えてみませんか。
 回復者の方々が願う真の社会復帰と、安心してともにくらせる富山、差別や偏見のない社会を実現しましょう。
 どうぞ、多くのみなさんが参加されますことを心からお願い申し上げます。
                     ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山