227 御文をいただく 其の二四 五帖目第四通③

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諸仏とは、阿弥陀仏以外の仏様をさし、私たちに阿弥陀仏の存在や本願を指し示してくだされます。しかし私たちはその諸仏本来の使命を知らずに、自分中心にしか考えれない私たちの欲望をそのまま叶えてくれる都合のよい存在としか思っていないのかもしれません。そういう意味でいわゆる神様も同じことなのかもしれません。
 私たちは仏様や神様に自分勝手な欲望を叶えてもらうようにお願いをしますが、そういう私たちの願いを全部叶えてくれることは本当に可能なのかとか、正反対の御願いを二人からされたらどうするんだろうなんて私は思うことがあります。きりのないことであり、不可能なことだと思うのです。私たちの自分勝手な願いが叶ったり自分勝手な私たちを助けてくれる世界は本当によい世界なのかと私は思うのです。神仏が私たちに対しての本当に願われていることや神仏の使命を知っていくことがまず私たちには大事なのではないでしょうか。自分のことばかり主張するのではなく、相手を知ることがまず大切だと思うことです。