修多羅

syutara.png真宗大谷派の僧侶としての一番の正装は、袍裳に七条袈裟をつけるものです。北陸ではよく葬儀の時導師が着用します。また寺院の代法要などにも着用されます。

七条袈裟には修多羅という組紐を掛けます。修多羅とは昔のインドの子土場シュードラを音訳したもので、経糸とか言う意味が元来だったと記憶しています。そういうことを踏まえて、仏教経典を修多羅という意味でも使用することがあります。
葬儀の導師として七条袈裟、修多羅を着用することが一つ大事な形だなって最近思ってます。
七条袈裟と言うよりは修多羅をつけることが、
この組紐を修多羅というようになったのは聞く話によると、昔中国よりインドに仏教要点を頂いてこようという大事業をなさった時、この組紐のようなものに巻経を挟んで、らくだや馬などにつけて運んでこられたそうです。経典を運ぶ道具としてこの組紐があったのです。そしてその組紐を少なくても真宗大谷派では修多羅と言っています。
七条袈裟という一番大谷派では重たいお袈裟に修多羅、経典を運ぶ道具を着用するのです。
中国に経典をインドからは混んでこられた僧侶、インドの言葉で書き表してあった仏教経典を自分たちの言葉に書き換えられた方を三蔵法師と言います。
ある意味修多羅の着いた七条袈裟をつけて導師を勤めるということは、三蔵法師を意味すると思うのです。経典を運び、仏縁を結んで頂く、これが導師の仕事なのではないでしょうか。
僧侶の大事な仕事として、仏教経典を理解するとか、教え通りに生きるとかあるのかもしれませんが、もっともっと大事な仕事として、有縁の方々に経典をお運びして仏縁を結んでいただくということがあるのではないかと最近思わしています。その象徴として七条袈裟に修多羅が着いているのだと私は最近理解しています。

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