222 大地は祖先からの贈り物ではない。 子孫たちからの預かりものだ

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大地は祖先からの贈り物ではない。孫たちからの預かりものだ
 これは先日先輩より教えていただいたアメリカ先住民ホビ族に昔から伝わる言葉です。いろいろ考えさせられます。今の原発の問題を考えてもじんとくる言葉です、私には。子孫より預かっている土地を私たちは、原発事故によりしばらく返せない、いやずっと返せない場所をつくってしまったのだと、申し訳ないことだと思わさせられる言葉です。
 私たちは私たちの先に生きてこられた方々よりいろんなものをいただいて生きています。そのことに対して感謝しなさいと、先輩方々が教えてくださっています。しかしその言葉の意味が私たちはどんどんわからなくなっていっているような気がするのです。先祖から自分に頂いたものは自分ひとりの思いで自由にしていいのだ、なんていう思いが私たちの中に最近強くなってきているのではないでしょうか。次の時代に引き継ぐという意識が弱くなってしまっているのが現代という時代だと私は感じています。
 私たちは改めて先祖から何を頂いて、そして次の世代に何を残していかないといけないのかということをしっかり考えないといけないのではないでしょうか。独りよがりの思いだけではなく、先祖の思いに馳せ、またこれからの次代を担っていってくだされる方々のことを想像しながら何を残し、何を断ち切っていくのか思いを馳せながら生活そてかなくてはならないと思うのです。
 経済的に豊かになることは大切なことです。だけどそのことばかりに固執すると精神的な豊さ、生きる豊かさに乏しくなってしまいます。改めていのちのバトンの中継者として私たちがいるという意識を生きる中で現代を生きる私たちはもち続けて行く必要があると一年を振り返り当たらな一年を迎えるに当たって思わせていただいています。
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△本年も有縁の方々にごぼはんだよりを送らせていただきます。手元の資料では今回、2013年の正月号で222号になります。2が三つも揃ってます。そのことを縁としてごぼはんだよりのロゴを変えさせていただきました。印刷してみると思ったほどの完成度に至っていないのがちょっと残念ですけど、もしかしたらすぐに変更させていただくかもしれません。☆思い起こせばごぼはんだよりは、本堂を皆様の協力により修復させていただいた頃、私が住職にさせて頂くようになってからの発行です。はじめは行事案内に文章をちょっと足す形での始まりでしたが、いつの間にか毎月毎月の発行とさせていただいています。このごぼはんだよりは、常入寺などの行事案内、住職が今思っていることを書かせてもらってます。できれば念仏の教えに触れる機縁となればと思ってます。○よろしければここに書いてあることについての思いをご批判を含めて住職に直接お話しいただけるとうれしいことであります。今後ともおつきあいのほど、よろしくお願い申し上げます。