法衣の色

昨日13ヶ月ぐらいぶりに葬儀の導師を勤めさせて頂いた。

非常に閑古鳥が鳴くお寺の秋色を差せてもらっていると言うことです。
たまたま一昨日のお通夜の時、私の子どもの友人の親御さんがお参り頂いていたそうです。
その時の間奏がヨメハンに入ってた、
「あんたたちの衣地味だね」だって。
私はここ最近ずっと、黒衣、黒直綴を好んで着用させてもらってます。
葬儀の時や、衣体の指定がないときすべて、黒衣を通してます。お通夜、法事、その他…
黒色にこだわり、直綴にこだわってます。ついでに中啓もほとんど持ちません。
裳附でなく直綴なのは、直綴は僧侶が着るものと言うより宮中ので衣体、天皇に謁見するときの衣体であったものが始まりなそうな。一方直綴は正式な僧侶の衣体の略式系。
どっちを選ぶかとすれば私は迷わず、直綴です。
衣体の色についてもほとんど許可制。草書の位によって決まる。何を着ても良いというわけではないのが基本。
百歩譲ってその人の努力など個人の功績によって僧侶の位が決まり切るcoronの色が決まっていくのであればまだ良いのかも知れないが、ほとんどの場合、お寺のおおきさ、お寺の規模、お寺の格によって大体決まってくる。今となれば金次第。
というわけで私は僧侶の基本色黒を好んできています。
だから、どうしても私が朱となって勤める法要などは、衣体からすると地味になってしまう、けっして華やかとは言えない。
お浄土の蓮の花のように色んな色の衣を着た僧侶が集まって法要など勤まるのも、これはまた美しいものだと思う。自分も色んな色の衣を着たいと言うことを思う。だけどお金を払ってまで、位を上げてまで期待とはあんまり思わない。
僧侶の共通色としての黒を好む。
あなたは金まみれになって位を上げ色んな色の衣を着る僧侶が好きですか?
地味だけど位を気にしない僧侶が好きですか?
聞きたいし、選んででもらいたい。
結構、派手な色の衣を着るくらいのたかい僧侶が好きです、という人が多いかも知れないけどね。
まぁっ 良いんだ!どうだって。

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