揺らぐ

メラミン混入、酪農業者らに死刑判決 中国の地裁

2009年1月22日22時25分(asahi.com)

 【北京=坂尻顕吾】新華社通信によると、中国で多数の乳幼児に腎臓結石の被害を出した粉ミルクへの有害物質メラミン混入事件で、河北省石家荘市の中級人
民法院(地裁)は22日、メラミンの入った粉を製造し、生乳に入れたとして公共安全危害罪などに問われた酪農業者ら2人に死刑、別の1人に執行猶予つきの
死刑判決を言い渡した。

 また、自社の粉ミルクにメラミンが混入したことを知りながら、販売を続けて最大の被害を出した乳製品メーカー三鹿集団の前会長で、劣悪品生産販売
罪に問われた田文華被告(66)には無期懲役、他の同社元幹部3人には懲役5年から15年を言い渡した。仲買業者ら5人も懲役5年から無期懲役の判決を受
けた。

 またこの日、河北省内の別の人民法院でも業者9人に有罪判決が出された。

 この事件は昨年9月に発覚し、年末までに中国各地の乳幼児29万6千人が腎臓結石の被害を受け、うち6人が死亡。中国政府は三鹿集団など22社の
粉ミルクにメラミンが混入していたと断定した。今回、計21人に死刑を含む一斉判決が出た背景には、中国当局が「食の安全」に厳しく取り組んでいることを
国内外に訴える狙いがうかがえる。

 判決によると、酪農業者はメラミンを生乳に入れればたんぱく質の含有量を高く見せかけられると気付き、自ら生乳に混入したり、仲買業者にメラミン
を販売したりした。三鹿集団は昨年8月初旬には粉ミルクへのメラミン混入を把握していたが、9月に問題が発覚するまで生産と販売を続け、被害を広げた。

このニュースを始め聞いたとき死刑という言葉に引っかかった。
私は国が人を裁くっていうこと、人が人を裁くって言うことの問題性を感じるので死刑制度には疑問を持っている。
だから単語として死刑に引っかかった。
でも、
この問題で
沢山の赤ちゃんが腎臓を悪くし、六人の赤ちゃんが死んだらしい。
だから責任は重大。
謝っても何をしても体は元に戻らないのかな?少なくとも失った命は帰ってこない。
償うってどういうことだろう。
終わりのない償いのような気がする。
府と死をもって償う
なんていう言葉がちらちらする。
でも、彼らが死んでもいのちは帰ってこない。
健康な体は戻ってこないだろう。
死をもって償えるわけでもないけど、
わたしたち人間に出来る償いってどういうことがあるんだろう。
罪を償うっていうことはこれでよいっていう答えは全くないのだろう。
何をしても誰もがすっきりすることはないのだろう。
ずっと背負っていかなければいけないことなんだろう。

「揺らぐ」への2件のフィードバック

  1. そうだね。同感。
    私は償いは、謝罪と賠のもセットであると思っています。
    「手紙」沢尻えりかの映画も何か教えてくれてるようだった。

    返信
  2. 最近刑を受けるってことを考えることもあります。
    日本では見せしめ的な意味であるような期がしてなりません。
    加害者の償いのためにあるわけでなし、被害者のためにあるわけでなし、
    制度を超えて謝罪、賠償というものがあるような期がしてなりません。

    返信

コメントする