部落問題研修会

被差別部落の起源について、かつては”江戸時代に民衆を支配する手段としてつくられた”というような近世政治起源説が主流でした。部落問題に関する啓発資料などにもそのように書かれていましたが、今日、歴史研究が進む中で大きく見直されてきています。
また、それぞれの地域の部落史研究が重ねられ、全国的に共通する面とその地域特有の面があることが明らかにされるようになり、そうした地域の歴史的背景を踏まえた人権啓発・人権教育の重要性が指摘されています。
しかし、富山では一部の研究を除けば研究例は少なく、私たちの住む地位の多くの史料・資料は、埋もれたままになっていると言えるのではないでしょうか。地域に根ざした歴史教材もないのが実情であり、被差別民衆に支店を当てた歴史的背景を理解することも重要ではないかと考えます。

このたび、下記のように石川県同和教育研究協議会の角谷正人さんをお招きし、富山・石川における被差別部落の歴史についてお話しして頂きます。角谷さんは加賀藩時代から近代に至る被差別部落に関わる史料を丹念に分析されておられる方で、私たちの地域の特徴を分かり易くお話ししていただけるものと思います(富山県は江戸時代、加賀藩と加賀藩の支藩であった富山藩の影響下にありました)。なにとぞお誘い合わせの上、ご参加ください。

日時  2008年6月9日【月】午後4時00分~5時30分

[総会議事:午後3時10分~3時50分]

会場  浄土真宗本願寺派富山別院(西別院) 2階研修室

(富山市総曲輪2-7-12 電話076-421-6672)

会費  無料
演題  『加賀藩における部落の歴史』

講師  角谷正人さん(石川県同和教育研究協議会・調査研究部長)

主催  部落解放にとりくむ富山県連絡会議


☆ 部落解放にとりくむ富山県連絡会議(通称:富山解放連)
富山県下で『部落解放にとりくむ各界・各層の広範な相互連絡を深めると共に、協力関係を拡大、推進し、部落問題の速やかな解決を図る』ことを目的として、1986年3月に結成されました。被差別部落大衆をはじめとし、企業や宗教関係者、労働者、市民など幅広い層の団体・個人によって構成されています。結成以来22年、学習会・市民公開講座の開催や会報の発行などの取り組みを行っています。
☆ 会員になってください。会員加入を呼びかけてください。
団体、個人を問わず、会員加入を呼びかけています。年会費[4月から翌年3月まで]は一口1,000円で、団体にあっては5口以上、個人にあっては1口以上をお願いしています。
富山解放連事務局:富山市総曲輪2-8-29真宗大谷派富山教務所内 電話076-421-9770(三枝)

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