玉城しげさんのお話を聴く会

玉城しげさんのお話を聴く会
 日 時 2007年11gatu16日(金)18;00?20:30

場 所 サンシップ とやま 福祉ホール TEL076-432-6141

参加費 1000円(学生・障害のある人は500円・自己申告)

空を飛ぶ鳥のように自由に生きる
 誰でもそんなふうに生きたいと思うのでしょうが、病気になったり、戦争になったり、捕らえられて自由を奪われたり、まだまだそういう理不尽なことがたくさんあるのは悲しいことです。
 玉城しげさんは、少女時代にハンセン病を発症しました。20歳に時にだまされて、沖縄から鹿児島の療養所に入所病気が治って、89歳になった今も療養所で暮らしています。(「らい予防法」による強制隔離)
 玉城さんには子どもがいません。それはハンセン病(裏面参照)にかかった人は子どもを持ってはいけないと、7ヶ月になるおなかの子どもを無理やり堕胎され、目の前で命を奪われてしまったからです。
 このようなことが、らい予防法や優生保護法などの国の法律として、「不良な子孫の出生を防止する」という理由のもとに、ハンセン病者や障害者に対して、つい11年前まで行われていました。人が人として生きる尊厳を国が奪うことは、悲しいというより怒りを持って対応しなければならないでしょう。 
 玉城さんの話を一緒に聞きませんか。

★賛同者を募っています★
 わたしたちは、玉城しげさんの話を直接に聴きたいと思い、「玉城しげさんのお話を聴く会実行委員会」をつくり、開催準備を進めています。メンバーには、僧侶、教員、保育士、会社員、障害のある人などいろいろな人がいますが、もっとたくさんの人とともに話を聴き、ハンセン病や、ハンセン病患者・回復者への差別・偏見、優性思想、胎児標本そして生涯のある人などについて考えていきたいと思っています。会の名前にある「聴く」というのは心を傾けてきくという意味ですが、玉城さんの話から、何か大きなものをいただき、私たちが生きていく力にしていきたいと思っています。
開催に関して、多くの方から賛同とご支援をいただきたいと思います。
  <賛同の方法>  ・チケットを預かって、販売してください。
              ・カンパをお願いします。

主 催:「玉城しげさんお話を聴く会」実行委員会・ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山
連絡先:ハンセン病ふるさとネットワーク富山 076-421-9770(東別院・三枝)

【講演者プロフィール】
★玉城しげさん
89歳。沖縄県出身。鹿児島県鹿屋市の国立療養所、星塚敬愛園在園者。
20歳の時に、家族にも告げずにひとりで星塚敬愛園に来た。絶対隔離・絶滅政策の下、非人間的な人生を強いられた。こんな中でいつかは人間として生きていける時が来ると強く信じ続けて生きてきた。ハンセン病訴訟でも原告団の指導者的立場で活躍。今はあえて“語り部”として、その消えることない怒り、悲しみ、悔しい思い(特に強制堕胎させられた経験)を語り、二度とこのようなことがあってはならないと訴え続けている。
★松下徳治さん
69歳。中学教員退職者。在園文学者島比呂志氏(3年前ご逝去)との20年来の交流があったことから「らい予防法違憲国賠訴訟の勝利を目指して共に歩む会」の代表として、裁判開始以来原告の皆さんと行動を共にしてきた。勝利判決後は、「ハンセン病問題全面解決を目指して共に歩む会」と改名、さらに、今年からNPO法人共に歩む会(略称)と改称し、在園者・社会復帰者との懇親、話の出前など活動続行中。現在「毎月第2土曜日は敬愛園訪問を」運動を展開中。
★藤野豊さん
1952年横浜生まれ
1998年より富山市に居住
富山国際大学准教授
専攻:日本近現代史
ハンセン病市民学会事務局長
ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山代表
部落問題に取り組む富山県連絡会議幹事など
最近の著作:『ハンセン病と戦後民主主義』(岩波書店)、『忘れられた地域史を歩く』(大月書店)など

ハンセン病とは
 ハンセン病は、かつて「らい病」と呼ばれ、不治の病として恐れられてきましたが、1873(明治6)年、ノルウェーのハンセン博士が、遺伝病ではなく、らい菌による慢性の感染症であることを発見しました。
 日本では、1907年「癩予防ニ間スル件」、1931年、「癩予防法」が制定され、ハンセン病患者の強制隔離が図られました。アジア侵略を目指す日本にとって、国民は兵力・労働力であり、1940年公布の「国民優生方」により、遺伝性の病気・障害者に対して断種・人工妊娠中絶が実施され、ハンセン病はその対象ではないにもかかわらず、方を拡大解釈して続行されました。
 1943(昭和18)年、アメリカで「プロミン」が開発され、ハンセン病は治療可能な病気となりました。しかし日本では、1953(昭和28)年、一部の専門医の主張により、強制隔離を基本とした「らい予防法」が制定され、この法律により、患者や回復者の人権はさらに侵害され、悲しい事件や事故が起こりました。
 1996(平成8)年4月1日、ようやく「らい予防法」が廃止されましたが、いまだにハンセン病回復者の人権が侵される事件が起きています。私たちに、回復者と共に生きる社会をつくることが求められています。

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