2008年1月アーカイブ

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井波別院や城端別院ご縁を持っている地域では今頃、「ゴダイサマ」「ホウモッツァマ」と呼ばれる巡回法座が催されます。この法座は正式には法宝物巡回法座といいます。本願寺の御歴代様、すなわち歴代の御住職様の掛け軸などをおかけして法座が催される。
 名前だけを見れば別院に伝わる「オタカラ」を各地に持ってゆき、お披露目して、ついでにお説教があるという感じに受け止められるかもしれない。確かに井波城端両別院は何百年という歴史がある。間違いなく「オタカラ」とよばれるものも数多くあることでしょう。しかし「オタカラ」を見せつけて別院の歴史は凄いだろう!なんていうことを誇示するための法座ではない。
 別院が私たちの所にお運びくださる宝はいわゆるオタカラではなく、仏法という宝なのです。御代様をシンボル、象徴とする私たちの先祖、念佛を宝物としていただいてこられた方々が、私たちに伝え残してくださった仏法を改めていただき直そうとする法座が法宝物巡回布教なのです。
 「きみょう~むりょう~じゅにょらい~ ...」むかし毎朝毎朝聞こえていた声、今なかなか聞こえてこなくなった正信偈を勤める声。ごく自然に聞こえていた声が今は聴こうとしないと聞えてきません。
 先祖が一番の宝物としてきた南無阿弥陀仏をは私たちはどういただけばよいのだろうか。
 南無阿弥陀仏という言葉、そして親鸞聖人の教えが自分が生きていく中で欠かせないものとしていただかれてきた、一番のたからものとして大事になさってこられた。だからこそ、別院や末寺、様々な法座を護持相続なさってこられた。今その伝統が少しずつ静かに絶えようとしている。
これでよいのだろうか。
先祖が大切にしてきた宝物に少しふれ、何故これが宝物としていただかれてきたのかという思いを私たちは今、出会っていかなければいけないのではないでしょうか。
宝物とは他人が良いというものを宝物というのではなく、相続しているものにとってかけがえのないものを宝物というのです。 あなたにとって念佛は?


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日時 2008年3月2日(日)午後2時から(一時30分会場)
会場:高岡市生涯学習センタ・ホール(高岡駅前ウイングウイング4F)


鑑賞券:1,300円 ※当日販売は1,500円
  前売り券の取り扱いは、大谷派高岡教務所( 0766-22-0464)・ 西本願寺高岡教務所(0766-22-0887)富山西別院・富山東別院
主催:「新・あつい壁」富山上映実行委員会
共催:ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山 部落解放にとりくむ富山県連絡会議
後援:富山県・高岡市・富山市

3月29日から4月4日に総曲輪フォルツァにても「新・あつい壁」一般上映


映画の内容についてはこちらをどうぞ
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 新年を迎えました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。正月三箇日はあらゆる所で「明けましておめでとうございます」という挨拶が聞こえてきたことでしょうし、皆さまもなさったことでありましょう。言うまでもなく私もその一員です。
 私はここ十数年、新年の挨拶をするごとに疑問に思っていることがあります。それは新年が明けると何故めでたいのかということなのです。ひそかに疑問に思っていました。
 ただ一つだけその理由として思い当たることがあります。それは昔お正月にみんな一斉に年を取ったということです。今、年齢というと当然満年齢ですが、以前は数え年だったそうです。数え年は、生まれたときは一歳。そして新年を迎えると歳が加算されていくというものです。ですから、お正月になるとみんな年を取って、「お誕生日おめでとう」ということになるのです。その名残としてしか、新年がおめでたいという意味が思い浮かびません。しかし、むかし歳を取っておめでとうといったかどうかということは不確かなことなのですが。
でも、それだけなのでしょうか?
 もしかすると、リセット、以前までのイヤなことがなくなり、新たに真っ白なところからできておめでたい、という思いが私たちの中にあるのかもしれないとも思うのです。そういうおめでたいというのならば私はやっかいなことだと思うのです。
 イヤな過去、なかったことにしたい過去をなかったことにして、好きな自分、誇らしげな自分を大切にするという厄払い招福という身勝手な自分のあり方を問い直し、すべての過去を背負い引き受けていく、そういう姿勢が今私たちにとって大切なことでないでしょうか。
 そういう意味では過去を昨年までの自分を振り返り、これからの自分の課題を明らかにする。そういうことが新年を迎えるにあたって大切なことだと私は思うのです。昨年と今年を切り離さないことが大切だと思います。

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