2008年3月 4日

迷僧 死す

真宗人
別名迷僧
彼と出会ったのは今から約二十年前
大谷派の前期教師修練を受けたとき
彼はフリーという役割だった
修練受講生が団体でお朝事にお参りしたとき
事務局の指示通り判別に一列で並んでいると
彼はいきなりやってきて
気持ち悪い!
何一列に並んどるんや!
なんて言い放った
それが謎僧を認知した最初の場面
正直驚いた
指示通り列んで怒られた
意味がわからなかった
そんな人とずっとつきあうなんて思いもしなかった
報恩講の法話にしゃべりに来いといわれるとも思わなかった
乗判別院の巡回法座のお説教に布教使として勧めてくださった方
その他にもいっぱい仕事をくださった方

本当にお世話になった
勉強しろと腐るほど言ってくだされた
それにはなかなか応えれなかった
インドの話し
お釈迦さんの話
親鸞さんの話
いろいろ聞かせてくださった
思い出を語ればまだまだ出てくる


昨年の報恩講の時、彼は大きな声でしゃべれなかった
抗ガン剤を打つために病院に何度か入院しなれればならないと語っていた
でもその合間に
コウノトリを見に行く!
実家の九州に行く!なんて言っていた、報恩講の時

そのこのが結局彼と最後の出会いに

彼とはもう会えない
今日彼が死んだと連絡があった
時間が経つにつれて涙が出てくる
彼とはもう会えない
彼は私に語りかけない
一生に酒を飲めない

迷僧と鮫を飲めないのだ!

嘘だろ!

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