ローカルルール - ごぼはんのひとりごと

2007年11月17日

ローカルルール

大谷派の儀式は本山に準じて行うことが本来である。
しかし地方には地方のルールがいつの間にかある。
それは昔本山でやっていたことをそのまま伝承していたりということもある。
高岡には本堂余間に住職席というものがある。
でも見て判る印や他と違いがある場所があるわけではない。
住職が座るべき席があるということである。
高岡では特に報恩講において自分が住職を務めるお寺で基本的には内陣出仕しないことになっている。ましてや導師をつとめるということが基本としてないことになっている。いわゆる「御門徒」にお手次ぎのお寺があるように、お寺にもお手次ぎがある。その方におつとめをしていただくことが基本となっている。
ですから住職は聞くという立場、拝聴することが仕事である。
参詣席ではなく余間にあるということは問題なんだろう。
でも、問題はあるにしても大事な伝統だと私は思っている。
報恩講をはじめとする法要は大谷派においてはつとめるというものではなくつとめていただくものだということが形として伝わって来てるものだと私は頂いている。
先達のちょっとしたこだわりが伺えるものだと頂いていることです。

早々もう一つ高岡には不思議なローカルルールがある。
それは報恩講の御満座の勤行次第だ。
本来なら登高座をするのなら式嘆二軸伽陀五章添え勤めとして文類偈の草四句目下和讃は三朝浄土の次第三首、廻向願以此功徳という具合だろう。
しかし、高岡には
式一軸伽陀三章(以下同じ)というおつとめの仕方がある。
火だで登高座をし、式文を読み、三段で伽陀、式間念仏、その間に六種廻向式間念仏が終わったらすぐさま下高座伽陀。
こういう感じで行われることが多い。
式嘆だと時間が長いということで、短縮形を考え出されたのがこれなのだろうけど、県外の人にとっては式間が終わったらすぐさま伽陀発声ということが体でなかなか理解されないようだ。

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